投資を始める!と意気込んだものはいいものの、いざやってみると無理な方法で大損…という方を何人も見てきました。どんな投資にも言えることですが、決して無理をしてはいけません、こちらでは投資におけるリスクリターンや投資への心構えを紹介します。

投資について教えてもらう女性

投資入門者が活用すべきデータ

一時は20000円台をつけた日本の株式相場ですが、今年に入ってからは15000円台に低下するなど勢いは一時停滞しています。とは言え、政府や日本銀行によるデフレ脱却効果を狙った資金介入によって、現在も円安傾向は続いています。そのため、自動車企業など大型株を有する輸出企業の業績は今後も好調が予想されます。

日本の上場株式会社は約3000社あると言われています。そのため、今の投資ブームにのって株式投資を始めたいと思っている入門者にとっては、どの企業の株を買えば良いのかわからないという人も多いはずです。しかし、基本的なデータの読みこなし方を身に付けることが出来れば、比較的安全に資産を運用することが可能です。

書店に並んでいる雑誌や書籍を見ると、様々な手法や指標の説明をしたものが多数あります。しかし、入門者が活用すべきデーターはそうした難しい数学の公式などではなく、財務三表、すなわち貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書です。これは入門者に限らず、経験豊富なトレーダーも必ず必要なデータです。

特にキャッシュフロー計算書は、数科目のキャッシュの動きで企業がどのような活動を行っているかを理解することが出来ますので非常に重要です。貸借対照表や損益計算書は、企業の意向や仕訳上のテクニックなどの影響によって、恣意性が避けて通れない構造となっています。しかしキャッシュフローの場合は、すべてを現金・預金等の動きで表示しています。そのため、事実に基づいた企業活動を可能な限り把握することが出来ます。特に重要な項目は営業キャッシュフローです。これは、企業の利益が現金でいくらかを端的に表示した項目です。この項目がプラスである企業から銘柄選定をすることが大切です。